トナーリ、ニョント、スカルヴィーニらタレントは一級品 U-21イタリア代表に見る未来

U-21欧州選手権に臨んでいるイタリア photo/Getty Images

タレント力はU-21欧州選手権でもトップクラス

イタリアはU-20代表が今月のU-20ワールドカップで準優勝の成績を収めているが、U-21代表にも興味深い戦力が揃っている。

現在ジョージアとルーマニアで行われているU-21欧州選手権に参戦しているU-21イタリア代表は、ここまでグループステージ2試合を戦って1勝1敗。U-21フランスには惜しくも敗れたが、グループ突破の可能性はまだ残っている。28日には最終節でノルウェーとの対戦だ。

GKにはアタランタからクレモネーゼへレンタル移籍していたマルコ・カルネセッキ、3バックにはインテルからサレルニターナにレンタル移籍していたロレンツォ・ピロラ、アタランタで主力になりつつあるカレブ・オコリ、19歳ながらすでにA代表も経験しているアタランタのジョルジョ・スカルヴィーニがいる。
ウイングバックにはインテルのラウル・ベッラノーヴァ、トッテナムへの合流が決まっているデスティニー・ウドジェ、エンポリ所属のファビアーノ・パリージ。

中盤にはユヴェントスのファビオ・ミレッティ、ローマのエドアルド・ボーヴェ、ユヴェントスからモンツァにレンタル移籍していたニコロ・ロヴェッラ、トリノのサムエレ・リッチ、そして現在ニューカッスルへの移籍案が話題となっているサンドロ・トナーリとかなりの実力者揃いだ。

前線はA代表と同様に絶対的なセンターフォワードが不足しているが、10代の頃より注目されてきたFWピエトロ・ペッレグリ、グループステージ第2節のスイス戦で得点も決めたリーズ・ユナイテッドのウィルフリード・ニョント、ミランからレッチェにレンタル移籍していたロレンツォ・コロンボらの成長に期待がかかる。

いずれも5大リーグで経験を積んでいる者ばかりで、タレント的には今回のU-21欧州選手権でもトップクラスと言ってもいい。決勝トーナメントでも見たいチームだが、最終節のノルウェー戦で勝利を収められるか。

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