トルコの新星レフティーは“ウーデゴー2世”となる? ビッグクラブ注目の18歳をどう育成すべきか

フェネルバフチェで活躍するギュレル photo/Getty Images

名門フェネルバフチェの10番を背負う

現在アーセナルでプレイするMFマルティン・ウーデゴーは、10代の頃よりノルウェーの神童と呼ばれてきたことで有名だ。

しかし、本格ブレイクを果たすまでは時間がかかった。レアル・マドリードへの移籍を勝ち取ったところまでは良かったが、その後の育成が思うように進まなかったのだ。オランダ・エールディヴィジへのレンタル移籍も繰り返したが、レアル・マドリードで主力となる日はこなかった。

10代でレアルのようなメガクラブへ向かった場合、選手には大きすぎる重圧がかかってくる。ウーデゴーもプレッシャーに悩まされたところがあるはずだ。
スペイン『MARCA』がそんなウーデゴーと重ねるのは、トルコのフェネルバフチェで10番を背負うトルコ代表MFアルダ・ギュレル(18)だ。

18歳ながらフェネルバフチェの主力となっているギュレルは、今季国内リーグで4ゴール4アシストを記録。ウーデゴーと同じレフティーの司令塔で、すでにビッグクラブからの注目を集めている。

トルコ代表デビューも果たしている注目の逸材ではあるが、重要なのは今後の育成だ。10代のうちにビッグクラブと契約を結ぶ選択肢もあるが、それがギュレルにとってプラスになるかは分かりにくい。

トルコサッカー界にとっては巨大すぎる才能だが、ギュレルの育成はどう進んでいくのか。トルコ国内で続けるのも悪くはないはずで、ステップアップを焦りすぎるべきではないのだろう。

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