サッカー界で再び南米勢が強くなってきた? W杯はアルゼンチン、U-20W杯はウルグアイが制す

U-20W杯を制したウルグアイ代表 photo/Getty Images

2006年のW杯からは欧州勢がリードしてきたが……

2006年のワールドカップ・ドイツ大会をイタリア代表が制した頃より、サッカー界は欧州勢を中心に回ってきたところがある。

ワールドカップでは南米勢も優勝候補なのだが、ドイツ大会からは2010年のスペイン代表、2014年のドイツ代表、2018年のフランス代表と4大会続けて欧州勢がワールドカップを制覇。南米との実力差が開いてきたのではないかと言われてきた。

ただ、昨年のカタール大会ではアルゼンチン代表がフランスとの激闘を制して優勝。ついに歓喜の時が訪れた。
さらに2021年の東京五輪ではブラジル代表がスペインを破って優勝を果たしており、ブラジルはU-17の世代も2019年のワールドカップを制している。

そして先日まで開催されていたU-20ワールドカップではウルグアイ代表がイタリア代表を撃破して頂点に立っており、アンダー世代とはいえ南米勢の躍進は印象的だ。

クラブシーンでもブラジルを中心に南米から楽しみな若手が続々と出てきており、レアル・マドリードではブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールとロドリゴ・ゴエスがワールドクラスのアタッカーへ成長。

さらにレアルはパルメイラス所属のFWエンドリック(16)の獲得もまとめており、2024年合流予定だ。すでにパルメイラスのトップチームでプレイする超逸材で、その期待は大きい。

他にもアトレチコ・パラナエンセ所属のFWヴィトール・ロッキ(18)にはバルセロナが以前から獲得に力を入れており、今夏にも動きがあると予想される。カタール大会はベスト8で涙を呑んだが、ブラジルは次回の2026年大会も優勝候補の一角で間違いない。

U-20ワールドカップではU-20コロンビア代表も印象的で、グループステージでは日本も1-2で敗れた。ハメス・ロドリゲス、ラダメル・ファルカオら黄金世代からの世代交代へ若手は育ちつつある。

南米勢としては次の2026年大会でも欧州勢を抑えて頂点に立ちたいところだが、再びブラジルやアルゼンチンを中心に圧倒的なタレント力で南米勢が世界を席巻する時がくるのだろうか。

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