得点力は“現アジアNo.2”? ポルトガルで2度も得点王獲った点取り屋は5大リーグでも通用するか

FCポルトで活躍するタレミ photo/Getty Images

ポルトでの成績に文句はつけられない

現アジア最高のアタッカーはトッテナムに所属する韓国代表FWソン・フンミンかもしれないが、得点力ではそのソン・フンミンに次ぐNo.2と言ってもいいのがFCポルト所属のイラン代表FWメフディ・タレミだ。

今季もタレミはポルトでゴールを量産し、最終的には22ゴールを奪ってポルトガル国内リーグ得点王を獲得。得点王のタイトルは18ゴールを奪った2019-20シーズン以来2度目だ(当時はピッツィ、カルロス・ヴィニシウスと同点受賞)。

タレミがポルトガルリーグに挑戦したのは2019年のことで、当時はリオ・アヴェに加入。そこでいきなりリーグ戦18ゴールを記録し、翌年には名門FCポルトに引き抜かれた。
ポルトでも得点ペースは止まらず、2020-21シーズンは16ゴール、2021-22シーズンは20ゴール、そして今季は22ゴールだ。

ポルトガル国内リーグでの通算成績は129戦76ゴール41アシストとなっており、文句なしの成績だ。イランではロシアのゼニトで結果を出した現レヴァークーゼンFWサルダル・アズムンもいるが、ポルトガルリーグの競争力はロシア国内リーグを上回る。30歳のタレミも現在のアジアを代表する点取り屋だ。

今夏にはミランが新センターフォワード候補としてリストアップしているとも言われており、5大リーグでも見てみたい選手だ。30歳の年齢がやや気になるが、ポルトでの成績を考えれば強豪クラブの関心を集めるのは当然か。

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