1億300万ユーロの移籍金でも“バーゲン価格”? 19歳で完成されているベリンガムはレアルの柱となる

レアル入りで合意に達したとされるベリンガム photo/Getty Images

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この年齢でセントラルMFとしての完成度が高すぎる

今夏の移籍市場でも目玉選手の1人とされるドルトムントMFジュード・ベリンガムは、7日にレアル・マドリードへの移籍で合意に達したと報じられた。

その移籍金は1億300万ユーロとされており、さすがに高額だ。ただ、英『Football365』は1億300万ユーロでもベリンガムの力を考えればバーゲン価格ではないかと取り上げている。

魅力の1つは、19歳という若さだ。この若さでブンデスリーガ通算92試合を経験しており、5大リーグでの実績は十分。イングランド代表でも主力の1人として昨年のワールドカップ・カタール大会を戦っており、同メディアは19歳でここまで完成度が高いセントラルMFは極めて珍しいと伝えている。
目立った弱点もなく、攻守両面で出来ることが多いのも魅力だ。今季のブンデスリーガでは全体7位となる76回のタックル数、第3位となる47回のパスカット数、リーグ1位のドリブル成功数86回といった成績を見ても、オールラウンドプレーヤーとしての魅力が見えてくる。特に中盤からボールを運ぶ能力は極めて高く、アタッカーのように相手DFのタイミングを外しながらボールを運んでくる。

年齢的にはレアルで10年近くプレイすることも可能なはずで、まだまだ成長の余地もある。それを考えれば1億ユーロ越えの移籍金もバーゲンに思えるか。

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