来季はハーランドと得点王を争える? ヌニェスが狙う2年目の大爆発「ベンフィカで似たようなことがあった」

今季はやや苦戦気味だったヌニェス photo/Getty Images

今季はリーグ戦二桁得点に届かず

昨夏ベンフィカからリヴァプールに加わったウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスは、来季のプレミアリーグでマンチェスター・シティFWアーリング・ハーランドと得点王を争えるだろうか。

両者は今季の目玉新戦力と注目されたが、すべての話題をさらったのはハーランドの方だ。ヌニェスは6400万ポンドの移籍金でリヴァプールに加わったが、今季はリーグ戦9ゴールに留まった。二桁得点に届かなかったこともあり、今季は苦いシーズンだったと言っていいだろう。

ただ、ヌニェスは自信を失っていない。以前所属していたベンフィカでもヌニェスは2年目に爆発しており、それの再現を来季のリヴァプールでも狙っているのだ。
「もちろんフィニッシュなど取り組むべき点はたくさんある。ただ、スアレスと同じことが起きていると思う。彼も2年目に爆発した。僕もベンフィカで似たようなことがあった。最初の1年は悪かったけど、2年目に爆発した。リヴァプールでも同じことが起きると信じている」(英『Liverpool Echo』より)。

ベンフィカでは1年目をリーグ戦6ゴールで終えているが、2年目となった2021-22シーズンは一気に26ゴールまで数字を伸ばしている。この大ブレイクにリヴァプールが目をつけることになり、昨夏のステップアップが実現した。

来季のリヴァプールでこの再現が起これば、リヴァプールは再びシティとの優勝争いに絡めるだろう。リヴァプールの前線はディオゴ・ジョタ、コーディ・ガクポ、ルイス・ディアスらタレントが揃っており、ヌニェスもポジションが保証されているわけではない。まずはレギュラー争いに勝つ必要があるが、それでも187cmのサイズを持つヌニェスは魅力的だ。リヴァプールとしては何とかヌニェスの得点力を引き出したい。

ベンフィカ2年目と同じ爆発力を発揮できれば、ハーランドと得点王も争えるかもしれない。

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