空港で嫌がらせも 批判殺到 のEL決勝の審判テイラーのジャッジは正しかったか プレミア審判協会が擁護

EL決勝で審判を務めたアンソニー・テイラーphoto/Getty Images

白熱する試合をコントロールする難しさ

先日今季のヨーロッパリーグ決勝が行われ、セビージャがローマを下して7度目の優勝を果たした。最終的にPK戦で勝敗が決まったがこの試合では、審判のジャッジに多くの批判が寄せられることとなった。

試合後にローマの監督ジョゼ・モウリーニョが審判のアンソニー・テイラーのジャッジをを批判したこともあり、更に審判への批判は強くなった。その影響で主審のアンソニー・テイラーはブダペスト空港に家族といたところ、ローマのサポーターから嫌がらせを受けた。

『The Mirror』によると、この一連の騒動を受けたPGMOL(プレミアリーグ審判協会)がアンソニー・テイラーを擁護するコメントを発表した。
「私たちは、彼がUEFAヨーロッパリーグ決勝の審判から家に帰ろうとしているアンソニーと彼の家族に向けられた不当で忌まわしい虐待に愕然としている。私たちはアンソニーと彼の家族に全面的な支援を提供し続ける」

元プレミアリーグ審判であるマーク・ハルシーは今回のアンソニー・テイラーのジャッジを称賛し、今回の試合をコントロールするのがいかに難しく、そして審判の立場もいかに難しいかについてコメントを残している。

「審判チームはこのような試合で22人の選手をフィールドに保つため、本当にうまくやったと私は考えている。アンソニーは選手やチーム関係者からの極端な圧力の下ゲームをよく審判した。早い段階でイエローカードを提示すると、審判がゲームを台無しにしたとたくさんの人が言う。その状況は本当に難しいことだ」

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