CL決勝も残っているため、マンチェスター・シティにまつわる選手の退団や移籍の話も多くはまだ噂の段階である。そんなプレミア王者に1つの新たな移籍の噂が出てきた。
英『THE Sun』によると、シティはドルトムントのラファエル・ゲレイロの獲得に動く可能性があるという。ゲレイロは2016年から7年間所属していたドルトムントを今夏に退団することを発表しており、フリーで獲得することができる。ゲレイロは今シーズン、ブンデスリーガで4ゴール12アシストを記録し、アシスト数はドルトムントに所属した7年間で最多となった。今季のアシスト王のゲレイロは現在、バイエルンをはじめとする様々な強豪クラブが争奪戦を繰り広げることが予想されている。
そんなゲレイロの移籍について、同紙が注目しているもう1つのポイントがセルヒオ・ゴメスの存在だ。バーンリーが同選手を欲しがっていることもあり、ゲレイロのシティへの移籍が実現すれば、ゴメスのバーンリーへの移籍の門が開かれることが予想されるという。ゴメスはコンパニが以前、アンデルレヒトで指揮をとっていた時のメンバーの1人だ。ゴメスはまだ22歳ではあるが、今シーズンはリーグ戦では12試合の出場に留まっており、ペップの来季の構想に入っていない可能性もある。
アケが怪我した際に不安視されていた左SBの補強は今夏に取り組む可能性が高いシティ。ドルトムントで一緒にプレイしていたアカンジやハーランドもシティにはいるため、チームに馴染むのには時間がかからないことが予想される。
長いシーズンを戦う上で、選手層の厚さは重要なポイントになる。ブンデスアシスト王が今夏シティに加入するのか注目だ。