カンプ・ノウでは10月以来のゴール 49試合で5ゴールと悩めるA・ファティは来季こそ飛躍できるか

マジョルカ戦で2ゴールを決めたファティ photo/Getty Images

今季は思うように結果が出なかった

来季へ大きな弾みとなるだろうか。リーガ・エスパニョーラは28日に第37節が行われ、バルセロナはホームでマジョルカと対戦。

3-0で勝利したこの一戦で2ゴールを挙げたのは、20歳のFWアンス・ファティだ。

今季のファティはスタメン出場の機会こそ多くなかったが、チームを指揮するシャビ・エルナンデスは辛抱強くファティに出番を与えてきた。途中出場を中心に、今季ファティが出場した試合数は49試合もある。
ただ、なかなか結果が出なかった。ファティが本拠地カンプ・ノウでゴールを決めたのは、昨年10月のビジャレアル戦以来のことになる。ファティの場合は大きな怪我を経験していたこともあり、そこから状態が上がり切らないところがあった。

それでもホーム最終戦のマジョルカ戦で2発の結果が出たのは大きい。今季は何度か去就の話題が出てきたが、やはりそのポテンシャルには期待をかけたくなる。

バルセロナではリオネル・メッシの背負っていた10番を任されており、スペイン代表でもエース級になってほしい選手だ。今季は結果が出ない歯痒いシーズンではあったが、マジョルカ戦でのゴールを来季へ繋げられるだろうか。

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