終盤戦でA・アーノルドがアシストを量産中 “偽SB化”で得たリヴァプールの収穫と課題

A・アーノルドがアシストを記録 photo/Getty Images

ウェストハム戦でもアシストを記録

今季はケガ人の影響もありプレミアリーグで低迷を続けるリヴァプール。しかしアーセナル戦で2点ビハインドから同点に追いつくと、その後3連勝を果たし、逆転でのUEFAチャンピオンズリーグ出場権を狙っている。

好調を維持する要因として特徴的なのが、トレント・アレクサンダー・アーノルドの偽サイドバック化だ。右サイドバックで先発しているA・アーノルドだが、ボールポゼッション時に中央でボールを受けてファビーニョの近くでプレイ。持ち味のキックを遺憾なく発揮している。

それは結果にもつながっており、リーズ戦は正確な裏へのボールでダルウィン・ヌニェスのゴールをアシスト。ウェストハム戦では、A・アーノルドが中央からクサビのパスを供給すると、ガクポが受けてゴールを奪った。流れから得点を創出する回数が増えているのだ。

しかしその分、右サイドの守備が手薄になるところは課題だ。右センターバックを務めるDFがサイドにつり出されて中央が空くケースも散見。ウェストハム戦でも右を突かれて失点している。今後もA・アーノルドの活躍と起用法がCL出場権確保へのカギとなる。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.292 最強ボランチは誰だ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ