DFBポカール、CL敗退、リーグは2位転落…… バイエルンの指揮官電撃交代は正しかったのか

バイエルンはトゥヘルに賭けたが…… photo/Getty Images

リーグタイトル獲得失敗ならば大問題に

バイエルンが揺れている。今季途中に指揮官ユリアン・ナーゲルスマンを電撃解任してトーマス・トゥヘル招聘を決断したものの、ここまで思うような成果に繋がっていないのだ。

就任したばかりのトゥヘルに結果を求めるのは酷かもしれないが、ここまで7試合を指揮して2勝2分3敗。DFBポカール準々決勝ではフライブルクに敗れ、チャンピオンズリーグでは準々決勝でマンチェスター・シティに完成度の違いを見せつけられた。

そのショックを引きずっていたのか、22日には国内リーグ第29節でマインツにまで1-3の逆転負けを許してしまった。この1カ月でDFBポカール、CL敗退、国内リーグではドルトムントに首位を明け渡すなど、ネガティブな話題が続いている。これではトゥヘルへの電撃交代が正しい判断だったのか疑問も出てくるというものだ。
マインツ戦では後半に3失点と守備が崩れたが、クラブのオリバー・カーンCEOは試合後に「すべての選手は自問する必要がある。ピッチで何がしたいのか?準備はできているのか?単にプレイするだけでなく、フットボールに必要なすべてが今日の我々には欠けていた」とコメントし、選手たちのパフォーマンスに納得していない(独『DW』より)。

シーズン途中の指揮官交代は選手たちに与える影響も大きかったはずで、今のところ正しい判断だったと断言はできない。さすがにリーグタイトル獲得まで失敗となれば大問題となりそうだが、トゥヘルはチームを立て直せるだろうか。

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