オバメヤンに続く“ガボンの点取り屋”が止まらない アメリカで9戦11ゴールと爆発するFWがいた

ロサンゼルスFCで活躍するブアンガ photo/Getty Images

リーグ・アンからMLSへ強力助っ人参戦

近年はアメリカ・MLSのクラブが力をつけており、昨年にはシアトル・サウンダーズがCONCACAFチャンピオンズリーグを制覇。2008-09シーズンより大会名が変わってからアメリカのクラブが優勝するのは初めてのことだった。

今年もMLS勢には期待がかかる。現在CONCACAFチャンピオンズリーグはベスト8の戦いに突入しているが、そこにはロサンゼルスFC、バンクーバー・ホワイトキャップス、フィラデルフィア・ユニオンのMLS3チームが名を連ねる。

興味深いのは準々決勝1stレグでホワイトキャップスを3-0で撃破したロサンゼルスFCか。メキシコ代表で活躍してきたFWカルロス・ベラに加え、昨夏にフランスのサンテティエンヌから加わったガボン代表FWデニス・ブアンガ(28)が注目を集めている。
ロリアン、ストラスブールなどフランスでプレイを続けてきたブアンガにとっては初となるアメリカでのプレイだが、ここまでリーグ戦では6試合で6ゴール、CONCACAFチャンピオンズリーグでは3試合で5ゴールと大暴れ。9日のオースティン戦でもハットトリックを決めたばかりで、ガボン代表より出てきたピエール・エメリク・オバメヤンに続く点取り屋といったところか。

最近は5大リーグでプレイしてきたタレントがアメリカへ向かうケースも増えており、こうした助っ人もリーグのレベル向上に一役買っている。

MLS勢にとって最大のライバルはメキシコ勢で、メキシコのリーガMXからはアトラス、クラブ・レオン、ティグレスの3チームがベスト8に入っている。両者は今後長きにわたってライバルとなっていくことだろう。

ブアンガが絶好調のロサンゼルスFCは興味深い存在だが、シアトル・サウンダーズに続いてアメリカ勢の連覇はあるのか。

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