リーグ優勝すれば問題なし? バルサがシャビ監督に寄せている絶大な信頼

当分の間はシャビ監督がチームを率いることになるか photo/Getty Images

コパ・デル・レイでも敗退

昨季途中からバルセロナの指揮官に就任し、低迷していたチームをリーグ2位フィニッシュに導いたシャビ・エルナンデス監督。シーズン初めから指揮をとれる今季はさらなる飛躍が期待されたが、ここまで思うような結果を残すことはできていない。

FWロベルト・レヴァンドフスキを獲得するなど、大型補強を敢行して臨んだ今季のバルサ。リーグでは2位レアル・マドリードと勝ち点差12をつけ、首位を独走している状況だが、チャンピオンズリーグではグループステージ敗退。ヨーロッパリーグでも決勝トーナメントプレイオフで敗れてしまった。

そして6日、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準決勝のレアル・マドリード戦2ndレグに臨んだバルセロナは1stレグで得た1点のリードを活かすことができず、0-4の大敗を喫し、決勝進出を逃した。リーグタイトルを獲得できればスーペルコパ・デ・エスパーニャとの2冠達成となるが、資金難にありながら大型補強を行った割には微妙な成績と言えるだろう。
こうなるとシャビ監督の立場も危うくなりそうなところだが、スペイン『SPORT』によると、クラブはシャビ監督に絶大な信頼を寄せており、リーグタイトルを獲得した暁には契約更新を提案する意向だという。シャビ監督とバルサの現行契約は2024年6月までとなっている。クラブ側はバルサの哲学を理解し、バルサのことを熟知しており、今の財政状況を受け止められる能力を持った指揮官がシャビ監督以外にいないと考えているようだ。

今季のラ・リーガは残すところ11試合。順当にいけばリーグ優勝はそこまで難しくない状況だが、シャビ監督は無事契約更新オファーを勝ち取ることができるのか。

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