ジェズスも2得点で大復活! アーセナル、リーズ粉砕で優勝に向けいちはやく勝点70超え

昨年10月以来のゴールを決めたジェズス photo/Getty Images

頼れるストライカーに結果がついてきた

19季ぶりのプレミア制覇へあと10試合となったアーセナルは、ホームでリーズ・ユナイテッドと対戦。ガブリエウ・ジェズスが12月以来の先発となった一方、エース格のブカヨ・サカをベンチに置いたスタート。右サイドはレアンドロ・トロサールが務める形となった。

リーズはキックオフ直後からいきなりアーセナルゴールに襲いかかり、立ち上がりのテンションこそ高かったものの、試合はしだいに落ち着きを見せはじめる。リーズはハイプレスとリトリートを使い分けてアーセナルのスペースを制限。マルティン・ウーデゴーやジャカもマークされ、アーセナルはなかなかスムーズに攻撃を組み立てることができない。むしろ決定機を迎えたのはリーズ。29分にマルク・ロカとのワンツーでペナルティエリアに侵入したクリセンシオ・サマーヴィルがシュートを放つ。30分にもサマーヴィルからのパスを受けたジャック・ハリソンがGKアーロン・ラムズデールを脅かした。

しかし、直後に先発のジェズスが違いを見せる。巧みなフェイントでルーク・エイリングのファールを誘い、PKを獲得。これをウーデゴーから譲られたジェズスが自ら決め、10月以来の得点でホームチームにリードをもたらした。
41分にはカウンターから、GKイラン・メリエが飛び出しているのを見たマルティネッリがゴールマウスめがけて長いボールを蹴るが、エイリングがカバーしてリーズは事なきを得た。試合は1-0でハーフタイムを迎える。

後半、立ち上がり早々にゲームは動いた。47分、左サイドで入れ替わったマルティネッリがクロスを送ると、逆サイドに飛び込んでいたのはベン・ホワイト。ガナーズは良い時間に追加点を挙げることに成功する。

さらに55分、ペナルティエリアの狭いスペースでボールを収めたトロサールが折り返すと、ジェズスが飛び込んで3点目。ジェズスは59分にお役御免。代わりにサカが登場し、中央にトロサール、右にサカといういつもの形となる。

76分、ハリソンの崩しからラスムス・クリステンセンの一発がオレクサンドル・ジンチェンコに当たってネットを揺らし、リーズが意地の1点を返すが、反撃はここまで。逆に84分、尾を引くようなウーデゴーのクロスからジャカがヘディングで合わせ4点目を奪取。決定的なゴールでゲームを締めくくった。

これで勝点は72となり、2位マンチェスター・シティとの勝点差は8のまま。アーセナルは優勝に向けてまた確実な一歩を踏み出した。

アーセナル 4-1 リーズ

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