J1第6節で湘南ベルマーレはガンバ大阪と対戦。勝利から遠ざかっているチーム同士の激突は、まさかの大差が付き4-1と湘南が勝利した。1人で4ゴールを奪って湘南に開幕戦以来の白星をもたらしたFWが町野修斗だ。
前半から湘南が大きくリードした。21分に相手の背後へと前進すると、古巣対戦となったGK谷晃生のミスを見逃さずに先制点。38分には相手のクリアボールが足元に転がってきたところを町野が確実に決め、40分にはFKからのボールを拾うと、谷が飛び出して空いていたゴールに流し込んで3点目を奪う。
前半でハットトリックを記録した町野の勢いは止まらない。3点目から2分後には、ペナルティエリア内でボールを受けると、阿部浩之、中野嘉大とつないで折り返しを町野が詰める。一度はオフサイドの判定を受けるものの、VARの結果ゴールは認められ、45分だけで4ゴールと圧巻のプレイを披露した。
3月には日本代表に選出され、コロンビア戦で先発出場した町野は、ゴールに絡むものの、自身はチャンスを作れず。45分間で交代となる悔しい結果となった。今季もここまでJ1で5試合1ゴールと得点を重ねられなかったが、一気に得点ランキングトップタイへと躍り出た。次節以降もコンスタントに得点を積み重ね、チームに勝利をもたらしたい。