コロリの豪快ミドルが貴重な同点弾に 今季わずか途中出場2試合にとどまる清水の助っ人が意地の一発

今季初ゴールのコロリ photo/Getty Images

浦和とドロー

清水エスパルスはルヴァンカップのグループステージ第2節で浦和レッズと対戦した。前半に猛攻を受けながら1点で凌いだ清水は後半にベンジャミン・コロリの豪快弾で同点に追いつく。これでリーグ戦と合わせて今季6度目のドローとなった。

試合は前半から浦和にボールを握られる苦しい展開となった。再三チャンスを作られると、38分にはブライアン・リンセンにゴールを許して1点ビハインドに。それからもピンチを迎えるものの、GK大久保択生の好セーブに防がれると、徐々に清水がペースを握り返す。

すると迎えた71分、一発で状況を変えてしまう。中央で北川航也がボールを奪うと、カウンターからパスをつなげて最後はベンジャミン・コロリが豪快にゴールネットを揺らして同点に追いつく。長身GKの牲川歩見も届かない強烈な一発を突き刺して、1-1のドローで試合を終えた。

今季はここまでリーグとルヴァンカップの開幕戦に途中出場したのみだったコロリが意地の一撃を決めてチームに勝点をもたらした。これでチームは公式戦1勝6分、ルヴァンカップでは首位をキープ。貴重なゴールを奪った助っ人FWは、これを機にさらに出場機会を増やしていくかもしれない。得点量産に期待が高まる。

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