絶妙な左足クロスで先制ゴールを創出 浦和に復帰した荻原拓也が先発奪取へアピールを続ける

荻原の攻撃参加が得点につながる photo/Getty Images

リンセンが先制ゴール

浦和レッズはルヴァンカップのグループステージ第2節で清水エスパルスと対戦して1-1のドローで終わった。この試合に左サイドバックで先発出場して、1アシストを記録した男が荻原拓也である。

リーグ戦では途中出場を続けている荻原は、前節の湘南戦以来となる先発出場を果たした。左サイドからの荻原のアグレッシブな攻撃参加が実を結んだのは、38分だった。左からのクロスに対して中央で待っていたブライアン・リンセンがゴールネットを揺らして先制点。荻原は復帰後初めてゴールに絡んだ。

昨季までの2年半、アルビレックス新潟や京都サンガF.C.へ期限付き移籍して研鑽を積んできた荻原。新潟ではJ2リーグ戦24試合、京都ではJ2で40試合2ゴール、J1でも21試合2ゴールとしっかりと経験を積んで浦和に戻ってきた。

今季リーグ戦では途中出場から攻撃のギアを上げる存在として起用されることが多く、ジョーカー的な役割でチームに勢いを与えている。ルヴァンカップで先発を飾って2試合目でゴールに絡むことができたのは、自信になったことだろう。リーグ戦でもスタメン奪取へ、荻原はアピールを続ける。

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