ナーゲルスマン監督は解任
昨季は2位と勝点差7を付けてブンデスリーガを制したバイエルン。今季もリーグ優勝は至上命題だったが、第25節でレヴァークーゼンに1-2と敗れ、ドルトムントに追い抜かれて2位となってしまった。
そんなバイエルンで次節のドルトムントとの直接対決を前に、指揮官の交代が決定した。移籍のスペシャリストであるファブリツィオ・ロマーノ氏は、自身のSNSでバイエルンがナーゲルスマン監督を解任する可能性があることを投稿。クラブの首脳陣との間に深刻な問題があり、一部の選手からも信頼を失っていると伝えている。
その後、バイエルン公式は今季で2年目を迎えるユリアン・ナーゲルスマン監督の解任を発表。さらに後任として今季途中でチェルシーを解任されたトーマス・トゥヘル氏を招へいしたことを併せて発表している。
マインツやドルトムントで結果を残し、パリ・サンジェルマン時代にはバイエルンとUEFAチャンピオンズリーグ決勝を戦ったトゥヘル氏。チェルシーではCL制覇に導くなど、クラブにビッグタイトルをもたらした。バイエルンの監督へ就任し、6年ぶりのブンデス復帰となった。