これまで、マンチェスター・シティやトッテナム、そしてアーセナルなどにスポットライトを当てたドキュメンタリーを撮影してきた、Amazonプライムビデオの人気ドキュメンタリーシリーズ『All or Nothing』。次は、今シーズン躍進のニューカッスル・ユナイテッドがフォーカスされていると、映画や エンターテインメント情報に焦点を合わせた米メディア『DEADLINE』が報じている。
また、ニューカッスルの公式ページでもドキュメンタリーシリーズの確認のニュースが出ており、舞台裏ではすでに撮影は進行中のようだ。
サウジアラビア資本に変わったニューカッスルは莫大な資金を得たが、大金とスター選手に頼るような補強を行わず、着実に必要な選手を集める堅実路線で注目を集めた。フィルムではそのあたりの事情も明かされるのかもしれない。イングランド代表DFキーラン・トリッピアーやGKニック・ポープなどを獲得したニューカッスルは、シーズン序盤から台風の目として躍動している。
新戦力を中心とした強固な守備陣は、ここまでリーグ最小失点。MFブルーノ・ギマランイスや、プレミア屈指のドリブラーになりつつあるFWアラン・サン・マクシマンなど強力な選手を擁するチームへと変貌し、トッテナムやマンチェスター・ユナイテッドの背中を脅かす面白い位置にいる。短期間でチームをまとめたエディ・ハウ監督の手腕も、ドキュメンタリーの見どころとなるだろう。
惜しくも負けてしまったが、カラバオカップでは決勝に進出するなど充実したシーズンを送っているニューカッスル。プレミアリーグでは、まだチャンピオンズリーグ圏内の4位以内でのフィニッシュの可能性を十分に残しており、「名門」の復活は多くの注目を集めている。