絶不調のチェルシーに大きな後押しか 負傷中のカンテが契約延長へ

中盤の一角として欠かせない存在となっているMFカンテ

チェルシーに所属するフランス代表MFエンゴロ・カンテは、プレミアリーグ第2節のトッテナム戦でハムストリングを負傷し、現在まで戦列を離れている。

現在31歳のカンテは、レスターでの奇跡のプレミア優勝を経て、2016年の夏にチェルシーへ移籍を果たした。移籍を果たした16-17にリーグ優勝とFAカップ優勝に貢献。そのシーズンではプレミアリーグのシーズン最優秀選手に選ばれ、2シーズン目にはクラブの年間最優秀選手にも選出された。その後もCL、EL、UEFAスーパー杯、W杯など数々のタイトル獲得に貢献している。

そんなカンテのチェルシーとの契約期間は2023年夏までとなっており、バルセロナやアーセナルなどが同選手の獲得に関心を示していた。しかし同選手はチェルシーとの新しい契約を結ぶ見込みだという。英メディア『The Guardian』が報じた。
報道によると、カンテがロンドンに留まることを望んでいることもあり、契約延長交渉は前進したという。同選手がすぐに新契約にサインすることを確信している模様で、来シーズン以降もチェルシーでプレイを続けることが濃厚となった。

さらに昨年9月にトーマス・トゥヘルの後任としてチェルシーの監督に就任して以降、カンテを起用することができなかったグレアム・ポッター監督にとって、これは大きな後押しになるだろうとのこと。

現在、リーグ戦で10位と低迷しているチェルシー。しかしカンテの契約延長交渉が前進し、さらに復帰が近づいていることは、大きな後押しになると考えて間違いないだろう。

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