アーセナルは優勝争いへ経験値不足の不安が 「シティは適切なタイミングでピークを持ってきた」

マンCに敗れてしまったアーセナル photo/Getty Images

ここからもう一度ギアを上げられるのか

マンチェスター・シティの方が1試合消化が多いとはいえ、アーセナルはプレミアリーグ首位の座を明け渡してしまった。

15日に行われた直接対決を1-3で落としたことにより、両チームの勝ち点は51に。今季のアーセナルは開幕から快調に飛ばしていたが、終盤戦へ正念場を迎えることになった。

米『ESPN』が指摘したのは、経験値の差だ。優勝争いに慣れている選手が多いマンCに対し、アーセナルは指揮官のミケル・アルテタをはじめ経験値が不足している。若い選手が多く、優勝への期待が高まる中で特別なプレッシャーを感じてしまうところもあるだろう。
マンC戦ではDF冨安健洋が痛恨のバックパスミスをしてしまうなど、アーセナルの失点は守備陣のミスから招いたものが多かった。このあたりも経験値の差が出たのかもしれない。

一方のマンCは調子が上がらない時期もあったが、このアーセナル戦へきっちりと合わせてきたのは見事だ。同メディアもコンディション作りの部分を称えている。

「シティは適切なタイミングでパフォーマンスのピークを持ってきた。アーセナルの方はもう一度上昇気流に乗らなければならない」

最近のアーセナルは主力組に疲労が出てきたとの指摘があり、ここからコンディションを上げていけるのか不安は大きい。序盤から突っ走ってきたアーセナルはピークを作るのが早すぎたのか。まだまだタイトルレースはこれからだが、アーセナルはもう一度ギアを上げられるだろうか。

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