1試合だけで“18回”も空中戦に勝つFW 34歳になっても強すぎるエアバトラーに脚光

レディングでプレイするキャロル photo/Getty Images

シーズンの空中戦勝利数は100を超えた

34歳になった今も空中戦の強さは怪物級だ。

今季イングランド2部で104回もの空中戦勝利数を記録しているのは、レディングでプレイするFWアンディ・キャロル(34)だ。

ニューカッスルやリヴァプールでもプレイしたキャロルは193cmと恵まれた体格の持ち主で、若い頃よりエアバトルは1つの武器だった。それはベテランになった今も変わらず、14日に行われたロザラム・ユナイテッド戦では18回もの空中戦勝利数を記録。これはダントツでチームトップの数字である。
キャロルは昨年9月にレディングと契約を結んでおり、本格的には10月よりプレイをスタートさせている。そのため今季の空中戦勝利数では、バーミンガムFWトロイ・ディーニー(139回)、ブラックプールFWゲイリー・マディーン(114回)に次ぐFW部門第3位となっているが、プレイタイムは2人の方が多い。1試合平均の空中戦勝利数はキャロルが2人を上回る8回を記録している。これはイングランド2部で500分以上プレイしている選手の中では最多の平均勝利数だ。

前述のロザラム戦では1ゴール1アシストの活躍でチームの勝利に貢献しているキャロル。リヴァプールでは苦しい時間も味わったが、イングランドの中堅クラブにとってキャロルのようにパワーと高さで勝負できるストライカーは貴重だろう。あまり器用なタイプではないが、パワー勝負には強い。

1試合だけで18回も空中戦に勝ってしまうFWも珍しいが、今季の空中戦勝利数はどこまで伸びていくのか(データは『WhoScored』より)。

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