デパイの方が上なんて声も 未だリーグ戦2ゴールのF ・トーレスはバルサで目覚めるか

バルセロナで定位置確保へ奮闘するフェラン・トーレス photo/Getty Images

スペイン代表にも選ばれる実力者だが……

今冬にFWメンフィス・デパイをアトレティコ・マドリードへと売却したバルセロナ。その際、SNS上ではスペイン代表FWフェラン・トーレスとの実力を比較する意見が見られた。

今季は怪我の影響もあり、デパイがシャビ・エルナンデス率いるバルセロナで定位置を確保できていなかったのは事実だ。だが、デパイは現オランダ代表の絶対的エースでもある。前線中央に加え、左のウイングでもプレイすることができる。

このプレイエリアはフェラン・トーレスも同じだが、2021年12月にマンチェスター・シティからやってきた22歳のスペイン人アタッカーはなかなか数字が上がってこない。今季はリーグ戦で2ゴール、チャンピオンズリーグの3ゴールの計5ゴールに留まっており、そのチャンピオンズリーグでの3ゴールもすべて格下のヴィクトリア・プルゼニ戦で決めたものだ。
一部ではデパイの方が上なのではとの意見も聞かれ、スペイン『Tribuna』もなぜフェラン・トーレスがバルサで上手くいっていないのかとサポーターへ疑問を投げかけている。

スペイン代表にも選ばれてきた実力者なのは確かだが、現状の数字は納得できるものではないだろう。また、今月8日のアトレティコ戦ではDFステファン・サビッチと掴み合いの乱闘を起こしてしまい、出場停止処分まで受けた。本人としても納得のいくシーズンとはなっていないはずだが、2023年は数字を上げていけるだろうか。最後のゴールは11月のヴィクトリア・プルゼニ戦となっており、やはりアタッカーとして得点やアシストでアピールしていくしかないだろう。

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