U-21では“世界最高クラス”のチャンスメイカーに アーセナルで頼もしすぎるサカの成長

アーセナルで活躍続けるサカ photo/Getty Images

フィジカルも成長して一流のアタッカーへ

EURO2024、その後のFIFAワールドカップ2026年大会を迎える頃にはどこまで伸びているだろうか。イングランドの2列目で頼もしい存在へと成長しているのがアーセナルFWブカヨ・サカだ。

EURO2020の頃はまだ完成していない印象だったが、昨年のFIFAワールドカップ・カタール大会ではイングランド代表の主力として4試合に先発。3ゴール1アシストの結果を残し、成長した姿を見せてくれた。

今季はアーセナルも好調だ。プレミアリーグ優勝争いをリードできていることはサカにとっても自信になっているはずで、テクニックに加えて力強さも感じさせるパフォーマンスを見せている。フィジカル部分も大きく成長しているのだろう。
今季はリーグ戦で37回のチャンスメイクを記録しているが、これはリーグ全体では第5位。アーセナル内では36回のMFマルティン・ウーデゴーを抑えてトップの数字となっており、2列目の右はサカが支配するフィールドだ。

またデータサイト『WhoScored』によれば、サカは2022年にゴールとアシスト合わせて21のゴールに関与しており、U-21世代では5大リーグ最多の数字だという。

今後もサカはイングランド代表の主軸であり続けるはずで、2022年の1年で何かを掴んだようにも感じる。アーセナルでプレミアを制し、その勢いをEURO2024へ持ち込むのが理想のシナリオだが、成長を続ける21歳のサカはどこまで成長するのか。アーセナルでは試合を重ねるごとに頼れる選手へと成長しており、今後が楽しみな選手だ。

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