好調マンUがボーンマス相手に3発快勝 左SBに戻ったショーが2点に絡む活躍、ラッシュフォードは公式戦4戦連発

左SBのショーがゴールを決めた photo/Getty Images

上位対下位の対戦となった

4日、プレミアリーグ第19節マンチェスター・ユナイテッド対ボーンマスの一戦が行われた。
 
前節から中2日ということもあり、マンUはDFハリー・マグワイアやDFヴィクトル・リンデロフ、MFドニー・ファン・デ・ベークといった序列の低い選手たちも先発出場。ワールドカップ終了後はリーグ戦2連勝で、4位に浮上と調子が上向きのため、メンバーを入れ替えて連勝記録が止まるという事態は避けたいところ。一方、15位のボーンマスはマンUと対照的にリーグ戦2連敗中。流れを変えるためのきっかけをこの試合で掴めるかどうかが注目となった。
 
序盤は予想通り、引いたボーンマスに対してマンUが押し込む構図となった。先制点も主導権を握るマンUがゲット。23分、左サイドでFKを得るとMFクリスティアン・エリクセンがピンポイントのクロスをニアに送り、MFカゼミロが足で合わせた。
 
その後は両チームともに決定的なチャンスを作れないまま前半が終了。マンUにとって残念だったのは、ハーフタイム直前にアクシデントが発生してしまったこと。相手選手と接触したファン・デ・ベークが負傷交代となってしまい、FWアレハンドロ・ガルナチョが途中出場を果たした。
 
後半に入ると、いきなりマンUがリードを広げる。49分、直近2試合はセンターバック起用だったものの、今回は左サイドバックで出場したDFルーク・ショーがドリブルで前線まで持ち上がり、MFブルーノ・フェルナンデスを経由して右サイドにいたガルナチョへとボールが繋がる。折り返しが再びショーの下へやってくると、これをきっちりと押し込んでスコアを2-0とした。

ボーンマスもやられっぱなしでは終わらず、57分から58分にかけて立て続けにマンUゴールに迫る。FWフィリップ・ビリング、FWドミニク・ソランケがヘディングシュート、FWジェイドン・アンソニーが左足のシュートを放ったが、ここはGKダビド・デ・ヘアがきっちりと防いだ。
 
85分には、マンUが試合の行方を決定づけるダメ押しゴールを奪う。ショーのロングパスに抜け出したB・フェルナンデスがダイレクトで中央へ折り返し、ラッシュフォードがフィニッシュ。ラッシュフォードにとっては公式戦4試合連続ゴールとなった。
 
このまま試合は終了し、地力の違いを見せつけたマンUが3-0で勝利。14日に予定されている次節のマンチェスター・シティ戦に向けて弾みをつけた。ボーンマスはリーグ戦3連敗となってしまったが、この悪い流れを断ち切ることはできるのか。降格圏に沈まないためにもできるだけ早く立て直しを図りたいところだ。

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