J2昇格の藤枝を支えた内山圭が鳥栖へ移籍 J3→J1へと個人昇格で躍進できるか

内野が鳥栖に加入した(写真はイメージ) photo/Getty Images

藤枝の守護神が鳥栖へ

サガン鳥栖は27日、J3の藤枝MYSCよりGK内山圭を獲得したことを発表した。来季J2へと昇格を決めた藤枝の正守護神は、J1クラブへと個人昇格することになった。

川崎フロンターレU-18から東海大学を経て、2016年にJFLの東京武蔵野シティFCへと加入する。出場機会を得られなかったが、翌年にはロアッソ熊本へ移籍すると、チャンスをつかんだのは2020年。J3で34試合に出場して正守護神として活躍した。

翌年クラブはJ3優勝を経験するものの、ゴールマウスを守っていたのは新加入の佐藤優也。内山は出場機会を失ってわずか2試合の出場となっていた。そんな内山は今季より藤枝へ加入すると、レギュラーを掴み全試合に出場。2年連続でのJ2昇格を経験し、そのピッチに自分も立つことができた。
攻撃的なサッカーを目指してきた藤枝を支え続けた内山。鳥栖の正GKであるパク・イルギュも藤枝やFC琉球など、J3で経験を積んでJ1トップレベルまで成長した。内山もキャリア初となるJ1の舞台で、彼のような躍進をしたい。

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