「我々はアントニーよりも高く評価している」 超新星シャフタール・ドネツクFW争奪戦にアーセナル、シティが参戦。移籍金は1億ユーロ以上?

シャフタール・ドネツクで躍動するミハイロ・ムドリク photo/Getty images

高額すぎるか

今季CLに出場しているシャフタール・ドネツクのFWミハイロ・ムドリクは移籍市場でビッグクラブが欲しがる人気銘柄だ。

シャフタール・ドネツクの下部組織で育ち、現在は左ウイングとしてトップチームでスタメンを張る21歳。今季はCLでレアル・マドリード、ライプツィヒ、セルティックと同組となり、ここまで全5試合に出場し3ゴール2アシストと計5得点に関与している。

ミケル・アルテタ率いるアーセナルはムドリクを狙うクラブの一つだ。英『The Sun』によると、アーセナルは冬の移籍市場で2人の即戦力獲得を目指しており、その中にムドリクも入っているという。ブカヨ・サカの負担を軽減したいようで、アーセナルが獲得するのか。
英『Manchester Evening News』によると、プレミアリーグでアーセナルとしのぎを削るマンチェスター・シティもムドリクに関心を寄せているようだ。シャフタール・ドネツクのスポーツディレクターであるカルロ・リコリーニ氏が「シティは興味を持っている」と明かした。

「4000万ユーロは彼を買うのに十分な額なのか。我々はこのような数字には応じない。5000万ユーロでもダメだ。我々は1億ユーロが支払われたマンチェスター・ユナイテッドのアントニーよりもムドリクを高く評価している」

同氏はムドリクをこのように評価しており、安売りはしない姿勢を見せている。英『The Sun』で報じられたアーセナルが今後提示することになるオファーは3000万ユーロ程度であり、まず合意に至ることは難しいだろう。

シティはムドリクに限らず、多くのウイングが獲得候補に挙がっている。ミランのラファエル・レオン、レヴァークーゼンのムサ・ディアビがその筆頭であり、シティが両翼を強化したいことが分かる。実際にリヤド・マフレズが不調であり、手駒を増やしたいのだろう。ただムドリクはより高額な移籍金を支払う必要がありそうで、どのクラブが獲得するのだろうか。

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