クルゼフスキの復帰はW杯明けが濃厚か トッテナムが踏ん張りたい今後7試合

復帰まではまだ時間がかかりそうだ photo/Getty Images

今月のトッテナムはクルゼフスキなしで戦っている

代表ウィーク明け以降、負傷離脱が続いているトッテナムのFWデヤン・クルゼフスキ。アントニオ・コンテ監督は彼の復帰がカタールW杯後になることを示唆している。
 
FWハリー・ケインやFWソン・フンミン、FWリシャルリソンたちと共に、トッテナムの前線を支えているクルゼフスキ。今季もすでに1ゴール3アシストを記録するなど存在感を発揮している。
 
しかし、9月下旬にスウェーデン代表の一員として2試合を戦ったクルゼフスキは、ハムストリングを痛めた状態でトッテナムに戻ってきた。彼は代表ウィーク明けのアーセナル戦から直近のマンチェスター・ユナイテッド戦まで、公式戦6試合を欠場している。
 
英『Football London』によれば、24日に行われるニューカッスル・ユナイテッド戦に向けた記者会見で、コンテ監督がクルゼフスキの状態について言及。カタールW杯終了後まで彼がピッチに戻ってこないのかを問われ、このように答えている。
 
「そうだね。彼は順調に回復していたが、ある日状況が悪化してしまった。こうなってしまった以上、再スタートを切らなければならない。時間が必要だ。怪我の状況に対応するための医療担当がいるし、彼らは短期間でそれに向き合わなければならない。もし迅速に解決できるのであれば、それは勝ち点に繋がるだろう」
 
クルゼフスキが所属するスウェーデン代表はカタールW杯の出場を逃しており、代表チームに及ぼす影響はない。
 
しかし、トッテナムは現在リシャルリソンも負傷で欠いており、直近のマンチェスター・ユナイテッド戦はケインとソンの2トップで挑んだ。過去にはこの形が有利に働いた試合もあったが、マンU戦は2-0で敗れている。
 
トッテナムはW杯による中断期間までにリーグ戦、チャンピオンズリーグ、リーグ杯の計7試合を残しているが、ここでどれだけ勝ち点を落とさずに済むか。上位陣争いから脱落してしまうことだけは避けたいところだ。

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