マンUが0-0のニューカッスル戦で投入したのはラッシュフォードのみ 徐々に増やしていきたい“切り札”の存在

あと一歩のところでヒーローになり損ねた途中出場のラッシュフォード photo/Getty Images

マンUとニューカッスルはお互いにチャンスを活かしきれなかった

17日のニューカッスル・ユナイテッド戦を0-0のスコアレスドローで終えたマンチェスター・ユナイテッド。DFルーク・ショーは勝ちきらなければいけない試合だったと、危機感を覚えている。
 
代表ウィーク明けのマンチェスター・シティ戦で6-3の大敗を喫したものの、そこから持ち直して10日のエヴァートン戦とヨーロッパリーグの2試合は勝ちきっていたマンU。リーグ戦2連勝と公式戦4連勝を目指し、今回はホームに難敵ニューカッスルを迎えた。
 
ところがこの一戦では、チームの心臓と化しているMFクリスティアン・エリクセンが体調不良でメンバー外となり、中盤はMFカゼミロとMFフレッジがコンビを組んだ。その影響もあってかマンUはなかなか効果的にチャンスを作ることができず。フレッジやFWマーカス・ラッシュフォードが決定機を迎える場面もあったが、これを決めることもできなかった。
 
英『Manchester Evening News』によれば、この試合で左サイドバックとして先発出場を果たしたショーが今回の結果や内容についてこのように言及。勝ちきらなければいけない試合だったことを強調している。
 
「総評としては、(結果に)失望している。このようなホームでの試合は勝たなければならない。特に、チームとして何を達成したいのか、どうなりたいのかを考えればね。今日のような試合で勝ち点3を取りきることはとても重要だと思う。当然今日はそれができなかったから残念だけど、水曜日にはまた大きな試合(トッテナム戦)があるから、そっちに全力を注ぐよ」
 
1-0で勝利した14日のELオモニア・ニコシア戦は、途中出場のMFスコット・マクトミネイが後半アディショナルタイムに決勝弾をあげており、まさに勝ちきることのできた試合だった。しかし、今回のニューカッスル戦はマクトミネイの出場停止や控えメンバーの負傷などが重なったこともあり、交代カードがラッシュフォード1人に留まるなどオモニア戦の再現とはいかなかった。
 
1試合消化試合数が少ないながらも、リーグ5位につけているマンUの現状は決して悪くないが、トップ4フィニッシュを目指す上でこれは課題となるはず。勝ちきるための“切り札”を増やすため、FWアレハンドロ・ガルナナチョなどといった若手ももう少し積極的に試していくべきなのかもしれない。

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