チェルシー離れてから13クラブも渡り歩いてきた“大移動キャリア” ほぼ1年ごとに移籍しているFWの今

移籍の激しいキャリアを過ごしてきたカクタ photo/Getty Images

チェルシーでは期待の若手だった

チェルシーのアカデミーを経て、18歳でプレミアデビューを果たしてから13年。とにかく移籍の激しいキャリアを送ってきたのがFWガエル・カクタだ。

名前を覚えている人もいるだろうが、現在31歳を迎えているカクタがどこにいるかご存知だろうか。

チェルシーで早々にデビューしたものの、さすがにビッグクラブのチェルシーでレギュラーになるのは難しい。フラム、ボルトン、ディジョン、フィテッセなどへのレンタル移籍を経て、2015年にはセビージャに完全移籍することになった。
その後も移籍は激しく、2016年には中国の河北華夏へ移籍。しかし中国挑戦は1年で終わり、2017年にスペインのデポルティーボへ。そこからもフランスのアミアンを経て、ラージョ・バジェカーノへ完全移籍し、2019年にもう一度アミアンへ完全移籍。そこからRCランスへ完全移籍し、そして再び今年10月にはアミアンと契約を結ぶことになった。

これらの動きを完璧に把握している人はかなり少ないはずで、実に13のクラブでプレイしてきたことになる。特に2013年からはレンタル移籍を含め1年ごとにクラブを変えており、とにかく動きが激しい。

2020-21シーズンにはリーグ・アンで11ゴールを挙げる活躍を見せたのだが、現在はフランス2部のアミアンでプレイ中だ。代表の方はU-21フランス代表でのプレイ経験もあったが、2017年からはコンゴ民主共和国代表を選択している。この動きを知らなかった人もいただろう。

期待の若手だったカクタも31歳とベテランの領域に入りつつあるが、どこかで腰を落ち着けられるのか。これだけ移籍の激しいキャリアも珍しいだろう。

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