南野拓実はリヴァプールを離れるべきではなかった? モナコでサブ、ケガ人続出で駒不足と互いに低調な今季

今季モナコへ移籍した南野 photo/Getty Images

国内カップ2冠にも貢献した

今季リヴァプールから出場機会を求めてモナコへと移籍した南野拓実。しかしここまでリーグ・アンで5試合出場1ゴールと主力となるまでに至っておらず、フランスでの1年目は苦しい船出となっている。

さらに苦戦を強いられているのは南野が離れたリヴァプールも同様だ。序盤からケガ人が続出し、攻撃陣や中盤が駒不足でプレミアリーグは開幕から3試合未勝利とつまずいた。特に南野とサディオ・マネ、ディボック・オリギが退団したFW陣ではディオゴ・ジョタが開幕前から離脱し、新加入のダルウィン・ヌニェスもクリスタルパレス戦での一発退場処分で3試合出られなかったこともあり、攻撃の迫力を欠いた。

昨季のリヴァプールでは途中出場ながら結果を残し、短い出場時間で公式戦10ゴールを記録するなど、チームの勢いを加速させていた南野。さらに中盤にケガ人が続出した時には、南野を中盤の一角や、[4-2-3-1]のトップ下に起用されるなど、南野のユーティリティ性をユルゲン・クロップ監督は高く評価していた。
今季も南野がいたらカバーできていた試合はあっただろう。英『Mirror』では「リヴァプールを離れて後悔した選手」として南野の名前が挙げており、モナコでの現状やリヴァプールの序盤戦でのケガ人事情を踏まえると、互いに移籍すべきではなかったかもしれない。

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