得意の豪快ドライブシュートでC大阪に先制点 電光石火の一撃を決め切った上門知樹

今季チームに加入した上門 photo/Getty Images

ルヴァンカップ準決勝で先制ゴール

セレッソ大阪はルヴァンカップの準決勝1stレグで浦和レッズと対戦して1-1で引き分けた。この試合で早い時間に豪快なミドルシュートを叩きこんで先制点を挙げた男が上門知樹だ。

北海道コンサドーレ札幌戦以来となる先発出場を飾った上門は、開始早々から見せ場を作る。2分に自らボールを運び、相手DFの寄せが甘いと見るやペナルティエリア外から豪快にシュートを打っていく。ボールは思い切りよくゴールネットに突き刺さり、C大阪が試合開始から間もない時間帯に先制点を奪った。

相手GKの西川周作も弾くことのできない完璧な弾道だった。7月のアビスパ福岡戦ぶりのゴールとなった上門だが、彼の武器でもあるミドルは、縦回転に落ちるドライブシュートとなり、百戦錬磨の西川でも防ぎ切れなかった。
FC琉球やファジアーノ岡山を経て今季からC大阪へと加入した上門。岡山時代にも強烈なシュートを武器としており、その特長を十分に生かした得点だった。ドローで迎える第2戦。敵地・埼玉スタジアムで再び上門のキックが火を吹き、決勝への一撃が生まれるかもしれない。

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