“マンUの新左SB”はスタートダッシュに成功 マラシアに待ち受けるルーク・ショーとの本格的なポジション争い

すでにマンUの貴重な戦力となっているマラシア photo/Getty Images

ベンチスタートは開幕2試合のみだった

今夏にフェイエノールトからマンチェスター・ユナイテッドへ移籍した23歳のDFタイレル・マラシア。1年目から継続してスタメン起用されていることや、プレミアリーグでプレイしていることに喜びを感じているようだ。
 
リーグ開幕戦からいきなり先発出場とはならなかったものの、試合終了間際に途中出場を果たし、念願のマンU公式戦デビューを飾ったマラシア。続くブレントフォード戦もベンチスタートとなったが、前半のうちに4点を失ったこともあり、今度は後半頭から出番を得た。
 
そして、第3節リヴァプール戦でついにスタメン起用されたマラシアは、ここで2-1の勝利に貢献。DFルーク・ショーの負傷なども重なり、ここから直近のヨーロッパリーグ、シェリフ・ティラスポリ戦まで6試合連続で先発出場を果たしている。
 
英『Daily Mail』によれば、マンUのレジェンドOBガリー・ネビル氏はブレントフォード戦のマラシアを見て、「個性、闘志、精神」と高く評価。これを受けてマラシアはさらなる成長を誓っており、米『ESPN』にこのようコメントを残したという。
 
「嬉しい言葉だし、自分の成長に間違いなく繋げるよ。でも、試合ごとに自分のパフォーマンスを見ていかないといけない」
 
「(プレミアリーグが)素晴らしいことは間違いない。ここに来ればそう思うよ。特に今は毎週プレイできるようになったからね」
 
「(リヴァプール戦がターニングポイントだったか問われ)そう思う。最初の2試合は良いスタートを切れなかった」
 
「その後のトレーニングウィークではスタメンに入ることができたし、リヴァプール戦は先発出場することができた。これ以上何を望めばいい?」
 
「(プレミアリーグについて)インテンシティは少し高くなる。毎週が決勝戦だ。それは大きな違いだけど、自分のプレイに集中しているよ」
 
マラシアとポジションを争うショーは、シェリフ・ティラスポリ戦で復帰を果たしており、今月末に行われるUEFAネイションズリーグに向けたイングランド代表メンバーにも選出されている。代表ウィークを終えればこの2人は再び左SBのスタメンを争うことになるはずだが、エリック・テン・ハーグ監督の信頼をより多く掴むのはどちらになるのか。

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