昨季のバルセロナに彗星のごとく現れた若きFW バルサBで“19ゴール”の新星は新天地で得点力開花

ポルト戦で1ゴールのジュグラ photo/Getty Images

背番号9番を背負うジュグラ

レヴァークーゼンやポルトといった難敵を倒し、UEFAチャンピオンズリーグのグループBで単独首位に立っているクラブ・ブルージュ。各国の強豪がそろうグループの中でベルギーのクラブが連勝して首位に立つなど想像する人は少なかったかもしれない。

そんなチームで得点を量産する男がフェラン・ジュグラだ。バルセロナから今季ブルージュへと加入したストライカーは、ベルギーとCLで得点力を爆発させている。

2021-22シーズンにエスパニョールのBチームに在籍していたジュグラはバルセロナへ移籍する。加入後すぐにバルセロナBで主力として活躍し、同シーズンのラ・リーガ第18節エルチェ戦でスタメン出場してトップチームデビューを飾ると、わずか16分でリーガ初ゴールを記録。チームも3-2で勝利して勝点3獲得に貢献した。
バルセロナBではリーグ戦32試合19ゴールを記録したジュグラ。しかしバルセロナの冬の補強によって出番は限られてしまい、今夏よりクラブ・ブルージュへと完全移籍。23歳のストライカーは、ジュピラー・プロ・リーグで類まれなる得点力を開花させ、ここまでリーグ戦8試合で5得点を決めている。CLでもポルト戦でPKによる大会初ゴールを記録するなど、エースとして成長を続けているのだ。

バルセロナにすい星のごとく現れたストライカーは、バルサでこそ出場には恵まれなかったものの、新天地で自らの価値を高めている。近い将来ラ・リーガを中心とする欧州のトップリーグで彼がプレイする姿も見られるかもしれない。

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