アトレティコの中軸だった元トルコ代表MFが引退へ 補強禁止のバルサ加入や暴行事件も起こしたキャリア

2015年の夏にバルサへ渡ったトゥラン photo/Getty Images

昨季でガラタサライを退団

元トルコ代表として100試合に出場し、アトレティコ・マドリードなどで活躍した男が現役を引退することを発表した。昨季までガラタサライに所属していたアルダ・トゥランである。

ガラタサライのアカデミーで育ったトゥランは2005年にトップチームへ昇格し、レギュラーとして貢献。キャプテンも務めるなど、チームに欠かせない存在として成長する。2011年にはアトレティコへ移籍を決めると、加入初年度からラ・リーガで33試合に出場して3得点6アシストを記録。中盤からアグレッシブにボールを奪い、正確なパスを供給するMFはチームの柱となっていた。

すると2015-16シーズンにはバルセロナへと移籍する。ただこの年のバルセロナは補強禁止処分を受けている関係ですぐにチームへ登録することができず、2016年1月にようやくデビューを飾る。しかしバルサでは主力として活躍することができなかっただけでなく、発砲事件を起こして裁判所から有罪判決を下されるなどプライベートでも問題を起こしてバルセロナを退団する。

2020年にガラタサライへ復帰するも度重なるケガもあり、出場機会は限られていたトゥラン。自身のSNSにて引退を表明し、「(キャリアは)大変だったが、美しかった」と投稿した。

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