わずか1分間で決定機を2本止めた日本の将来を担うGK ミスからも学ぶ浦和の若き守護神は日々成長中

68分、69分にそれぞれ鈴木の好セーブでしのいだ photo/Getty Images

好守を見せた鈴木

浦和レッズはJ1第29節で柏レイソルと対戦し、4-1で勝利した。今節も浦和のゴールマウスを守った鈴木彩艶は、1失点こそ喫したものの好セーブを見せてチームに勢いを与えている。

西川周作が欠場した浦和は、今節もGKには鈴木が名を連ねた。前節の鹿島アントラーズ戦では自身のミスから失点してしまう場面もあったが、今節は安定したセービング能力でチームを救う活躍を見せる。

3点リードで迎えた68分には、三丸拡が左サイドからフリーでシュートを放ち、続く69分にも加藤匠人が決定機を迎えるも、鈴木の好セーブでゴールを許さず。1失点こそ決められたが、その直前の武藤雄樹のシュートを弾いたシーンで好守を見せており、高いパフォーマンスを発揮して浦和を支えた。
今季はAFCチャンピオンズリーグや日本代表にも選出されるなど、国際経験も積んだシーズンとなったがJ1での出場はこれが2試合目。浦和ではプロ2年目で西川のサブながら日本代表への期待を寄せられる将来を嘱望された守護神が、前節からまた一つ経験値を積み、成長を続けていく。

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