ミルナーとエリオットの中盤は悪手か 自慢の強度を保てずナポリに大敗のリヴァプール

ハンドでPKを与えてしまったミルナー photo/Getty Images

マンU戦もいいところなく敗れた

UEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第1節でリヴァプールはナポリと対戦。序盤からリードを奪われる苦しい展開になると、最終スコア1-4と大敗した。ケガ人が続出していたリヴァプールだが、チアゴ・アルカンタラが復帰しており、中盤の構成は再考が必要だろう。

ナポリ戦ではインサイドハーフにハーヴェイ・エリオットとジェームズ・ミルナーが先発した。しかし中盤からの強度を発揮できず、簡単にボールを奪われると速攻から何度もピンチを招く。早々にミルナーがハンドを取られてPKを決められ、ナポリに主導権を渡すと、その後も簡単にゴールを破られた。

エリオットとミルナーは、ジョーダン・ヘンダーソンとのコンビで躍動するものの、両選手のコンビではヘンダーソンの献身性と運動量を互いにカバーすることができず。またチアゴのような中盤のタイプではないため、効果的なパスを供給することもできない。そのため、中盤からスペースが生まれてカウンターから失点を奪われる。
彼らはプレミアリーグ第3節のマンチェスター・ユナイテッド戦でもともにスタメンで出場し、敗戦を喫している。個々の能力は十分に高い両者だが、コンビを組むには難しいだろう。アルトゥールが加入してチアゴが復帰した中、ユルゲン・クロップ監督の起用法に注目が集まる。

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