マンUが興味を示したのも当然だった? “セリエA得点ランク首位”には暴れん坊FWの名が

ボローニャで活躍するアルナウトビッチ photo/Getty Images

ヴラホビッチをも抑えて首位発進

一時はマンチェスター・ユナイテッドが新センターフォワードとしてリストアップしているなんて話も出ていたが、FWマルコ・アルナウトビッチの実力は本物ということだろうか。

開幕したセリエAで現在得点ランク首位に立っているのは、ボローニャに所属するアルナウトビッチだ。中堅クラブのボローニャで5ゴールを挙げる奮闘ぶりで、ユヴェントスFWドゥシャン・ヴラホビッチやナポリFWクヴィチャ・クワラツヘリアらを抑えて得点ランク単独首位だ。

アルナウトビッチは2019年にウェストハムを離れて中国の上海上港へ向かっており、この判断を下した時点で欧州トップリーグで活躍するのは難しいとの見方もあった。現在は33歳を迎えており、決して若い選手ではない。
しかしボローニャへ移籍した昨季もリーグ戦33試合で14ゴールを記録するなど、中国から戻ってきてからも数字を残し続けている。何かと素行の部分が話題になる選手ではあるが、やはり才能は本物なのだろう。

ウェストハムに在籍していた際も2017-18シーズン(11ゴール)、2018-19シーズン(10ゴール)とプレミアリーグで続けて二桁得点をマークしており、どのリーグでも一定の結果を残せるアタッカーだ。

結局マンU行きの話はなくなったが、実力的にはマンUがリストアップしたのも間違いではないか。今のペースがいつまで続くか分からないが、セリエA得点レースに絡んでいるアルナウトビッチは注目する価値のあるアタッカーだ。

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