ミランに勝ち点1をもたらした守護神メニャン 決して得意ではなかったPKストップ

リーグ戦でのPKセーブはミラン移籍後初 photo/Getty Images

2試合連続でクリーンシートを達成

セリエA第4節サッスオーロ戦をスコアレスドローで終えたミラン。結果的にGKマイク・メニャンのPKストップが勝ち点1をもたらすこととなった。

前節のボローニャ戦から中2日ということもあり、この試合ではある程度のローテーションを敢行したステファノ・ピオリ監督。DFシモン・ケアーやDFアレッサンドロ・フロレンツィ、MFアレクシス・サレマーカーズ、MFトンマーゾ・ポベガといった選手たちがスタメンに名を連ねた。

ここまで2勝1分と好スタートを切っていることもあり、メンバーが代わっても継続して勝ち点を得たいミランだが、序盤の22分にいきなり大ピンチを迎えてしまう。サレマーカーズが自陣ペナリティエリア内で相手FWギオルゴス・キリアコプロスを倒してしまい、サッスオーロにPKを与えてしまったのだ。

しかし、このPKは守護神メニャンがストップ。ゴール左に蹴り込んだFWドメニコ・ベラルディのシュートを読み切り、味方のミスを帳消しにした。

その後も相手にゴールを許すことはなく、最終的にクリーンシートでこの試合を終えたメニャン。ミランは勝ち点1を獲得し、開幕からの無敗は継続となった。

昨季は公式戦で4回のPKを経験していたメニャン。チャンピオンズリーグのグループステージ、リヴァプール戦でFWモハメド・サラーのPKを止めたものの、残りの3回はゴールを許しており、リーグ戦でのPKストップは今回がミラン加入後初となる。

2015年から6シーズンに渡ってプレイした古巣リールでは、公式戦において32回のPKストップに挑んだが、セーブ成功回数はそのうち6回。メニャンはこれまでPKストップを得意としてきたわけではなく、開幕4試合目からいきなりPKをセーブすることができた今季は幸先が良いと言えるだろう(データは『FBREF』より)。

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