PSG対モナコは1-1での痛み分け 南野拓実は後半から投入も見どころ作れず

PSG戦に出場も南野拓実は好機生み出せず photo/Getty images

PSG戦でピッチに立った南野

リーグ・アン第4節パリ・サンジェルマン対モナコの一戦がPSGのホームであるパルク・デ・プランスで行われた。リーグ・アンを代表するクラブ同士の一戦だが、PSGは3戦3勝と好調、モナコは1勝1分1敗と対照的なスタートとなっている。

そんな結果とは関係なく、先制したのはモナコだ。開始直後から球際での強さを見せており、20分中盤で相手からボールを奪うと、アレクサンドル・ゴロヴィンのスルーパスにケヴィン・フォラントが合わせ貴重な先制点を挙げている。

前半終了間際にはPSGにビッグチャンスが訪れた。キリアン・ムバッペが中盤でボールを奪うと、前線のリオネル・メッシにパスを出す。独特な間合いを見せるメッシにモナコDFが寄せきれないでいると、ボックス外から左足を振り抜く。しかしシュートはポストに嫌われ、こぼれ球を詰めたムバッペのシュートもポストにはじかれてしまう。
モナコに所属する南野拓実は先発から外れるも、64分ピッチに投入された。PSGが同点に追いついたのはこの後だ。ネイマールが個人技からボックス内に侵入すると倒されてPKを獲得。ネイマールが冷静にゴールを沈め、試合を振り出しに戻した。

南野は守備面で大きく貢献した。最前線からハイプレスを仕掛けパスコースを限定する。しかし攻撃面では物足りない印象が強い。PSGの守備強度が高いのもあるが、足元でボールが収まらない。前線で繰り返し動き出しを見せるが味方との連携はまだまだであり、南野の良さは見せられていない。

そのままスコアは動かず1-1でのドローとなった。チャンス数でいえばPSGが圧倒的であり、モナコとしては勝ち点1の獲得でも及第点といえる。

パリ・サンジェルマン 1-1 モナコ
[得点者]
20分 ケヴィン・フォラント(モナコ)
70分 ネイマール(PSG)

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