最後のゴールはサラゴサ時代の“2年前” 日本のファンが待つ香川真司の歓喜

当時サラゴサでプレイしていた香川 photo/Getty Images

シント・トロイデンで見たいゴール

今からちょうど3年前の2019年8月25日。この日は、スペイン2部のレアル・サラゴサにてMF香川真司が移籍後初ゴールを決めた日だ。

トルコのベシクタシュを経てサラゴサへ渡った香川は、3年前の8月25日に行われたリーグ第2節ポンフェラディーナ戦で得点を記録。滑り出しは上々だった。

スペイン『ElDesmarque』も当時の香川との契約について「クラブ史において最もカリスマ的で印象的な契約だった」と改めて振り返る。ドルトムント、マンチェスター・ユナイテッドでプレイし、日本代表でもワールドカップを2大会経験した香川のスペイン2部行きは大きなインパクトがあり、サラゴサ加入時は街全体のトレンドの1つとなっていた。
しかし、このシーズンは4ゴールで終わった。香川の実力ならスペイン2部で無双状態となり、チームとともに1年でスペイン1部へ上がるなんて予想もあったが、思ったほど香川の成績は伸びなかった。

サラゴサでの最後のゴールとなったのは、2020年7月12日に行われたオビエド戦だ。その後香川はギリシャのPAOK、そして現在所属するベルギーのシント・トロイデンと渡り歩いてきたが、実はこのオビエド戦のゴールが最後となっている。シント・トロイデンでもリーグ戦11試合をこなしているが、まだゴールは生まれていない。

最後のゴールから2年の時が経過しており、日本のファンも香川のゴールを待っていることだろう。シント・トロイデンではチャンスメイクの部分で印象的な活躍も見せているが、やはりゴールを決めて歓喜する姿も見たいところ。

今季は開幕から継続的に出番を得ているが、2年ぶりのゴールは生まれるか。今夏には岡崎慎司もチームに加わっており、ダブル・シンジのアベックゴールにも期待がかかる。

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