マンUは新たにクーニャを狙うが契約成立の望みは薄い? 難航するストライカー探し

ヘタフェとのリーガ開幕戦で途中出場したクーニャ photo/Getty Images

今夏の新戦力はまだ3人

FWクリスティアーノ・ロナウドの去就に関するさまざまな噂が飛び交っている現在。マンチェスター・ユナイテッドに残留するのか、退団するのかは未だにはっきりしていないが、ストライカーの獲得が必要であることは間違いない。

FWエディンソン・カバーニが契約満了で退団し、CFを務める選手がロナウドとFWアントニー・マルシャルくらいとなったマンU。プレシーズンはロナウドの合流が遅れたこともあり、マルシャルがメインのCFとして起用されていた。

しかし、プレミア開幕2試合は、負傷の影響でそのマルシャルを欠くことになった。エリック・テン・ハーグ監督は、彼の代わりにMFクリスティアン・エリクセンの偽9番や、チームへの合流が遅かったロナウドの起用などで対応することに。

その結果、マンUはプレミアリーグ開幕2連敗を喫し、得点はオウンゴールによる1点のみとなっている。ストライカーだけの責任というわけではないが、チーム内の得点源がはっきりしていないことも敗因の一つではあるだろう。

これまでも何人かのストライカーがマンUの新戦力候補として噂になってきたが、獲得には至っておらず。最近では、FWマウロ・イカルディ、FWジェイミー・バーディ、FWアルバロ・モラタ、FWラウール・デ・トマスといった名前が噂に挙がっていた。

英『Daily Mail』によれば、以前から関心が報じられていたシュツットガルトのFWサーシャ・カライジッチと、新たに浮上したアトレティコ・マドリードのFWマテウス・クーニャの獲得にテン・ハーグ監督が興味を示しており、代理人との交渉を開始したという。しかしクラブ側は、彼らとの今夏の契約が実現しない可能性をすでに示唆しているようだ。

この状況のマンUに加入するとなれば、よほどの結果を残さない限り、批判を浴びる可能性の方が高いことは容易に想像できるだろう。移籍期間終了まではあと約半月となっているが、それまでにこのチームに力を貸してくれるストライカーを探し出し、確保することはできるのか。さもなくば、ロナウドの残留は必須となるはずだ。

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