イブラに加え、ジルー、オリギも欠場の可能性があるミラン 開幕戦のCFは誰になる

レビッチが開幕戦先発となるのか photo/Getty Images

負傷者の多い最前線

今季新たにFWディボック・オリギがフリーで加入したミラン。FWオリヴィエ・ジルーやFWズラタン・イブラヒモビッチといった一流の選手もいるが、リーグ開幕戦のCFはFWアンテ・レビッチとなる可能性が高いようだ。

2019年夏にフランクフルトからミランへとやってきたレビッチは、2シーズン連続でリーグ戦2桁ゴールを記録し、移籍初年度はチーム得点王にも輝く活躍を見せた。

しかし、ミラン3シーズン目となった昨季は、負傷の影響などもあって出場機会を大幅に減らし、リーグ戦先発出場数はわずかに6。2ゴール2アシストという物足りない成績に終わった。

ところが今夏のプレシーズンでは、親善試合5試合に先発出場を果たしており、ヴォルフスベルガー戦で1ゴール、ヴィンチェンツァ戦では2ゴールをゲット。CFやウイングとして起用され、好調ぶりをアピールしている。

伊『Gazzetta dello Sport』によれば、昨季終了後に手術を行ったイブラヒモビッチは2023年に復帰予定であり、オリギは5月に負った筋肉のトラブルからまだ完全には回復していない。ジルーは今夏のプレシーズンマッチに3試合出場していたが、筋肉に問題を抱えている模様。7日に行われたヴィチェンツァ戦には出場しておらず、リーグ開幕戦は大事を取る可能性があるようだ。

こういった状況から、同メディアは、ウディネーゼとの一戦に挑むCFにレビッチを挙げている。さらに、ヴィンチェンツァ戦の翌日に行われたペルゴレテーゼ戦で2ゴールを奪った、18歳FWマルコ・ラゼティッチにも可能性があるとしている。

新加入のFWチャールズ・デ・ケテラエルのCF起用についても触れているが、まだミランに加入したばかりということもあり、ステファノ・ピオリ監督は、彼を当面本職のトップ下で起用するだろう。

現在のミランはCFの層が厚く、全員が負傷やリハビリから戻ってくれば、最前線には多くのオプションがある。しかし、今はレビッチにCFを託す以外ほとんど選択肢がなく、プレシーズンでの好パフォーマンスをリーグ戦本番でも期待したいところだ。

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