アーセナル加入後4戦4発の “ストライカー・ジェズス” チェルシー相手にも最前線からチームを牽引

チェルシー戦で先制点をゲット photo/Getty Images

すでにアーセナルにフィットした気配を見せるジェズス

今夏にマンチェスター・シティからやってきたブラジル代表FWガブリエウ・ジェズス。シティでも重要な戦力として数えられていたこの選手だが、アーセナルにやってきて以降のジェズスはあまりにも活き活きとプレイ。直近のチェルシー戦でも素晴らしいパフォーマンスを披露した。

アーセナルの一員となってからのジェズスは、ここまでのプレシーズンマッチ4試合で4 ゴールを記録。オーランド・シティ戦こそノーゴールに終わったものの、アーセナルデビューとなったニュルンベルク戦は後半から出場し2ゴール、エヴァートン戦では前半45分の出場で1ゴール、そして直近のチェルシー戦では57分の出場で1ゴールを決めている。

特にチェルシー戦のゴールは、その質が素晴らしかった。MFグラニト・ジャカからの縦パスをオフサイドラインぎりぎりの位置で受けたジェズスは、中にいる味方の位置も確認しながら、GKエドゥアール・メンディの頭上を超えるループシュートを選択。まさにストライカーと言える落ち着きを見せ、華麗なゴールを決めてみせた。

最終的にアーセナルは4-0の大差でチェルシーから勝利を収めている。チェルシーの調子が上がらなかったことや彼らがアーセナル以上に試行錯誤していたことも要因ではあるが、ジェズスの先制ゴールがアーセナル攻勢の流れを加速させたことは間違いない。

やはり本人が希望していたように、ウイングではなく“9番”としてプレイし、ストライカーの仕事に集中できていることが大きいのだろう。ジェズスがリーグ開幕後もこの調子を維持できれば、チェルシー以外の強敵相手からも勝利をもぎとることができるはず。昨季のアーセナルは、プレミアビッグ6に対してリーグ戦3勝7敗という戦績に終わっていたが、今季はその勝敗数を逆転させる雰囲気も漂わせている。

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