デ・ヨングがバルサ残留を望む理由はプライベートにもあり 先日プロポーズに成功した青年MFの生活

バルサ残留を望む photo/Getty Images

マンU行きは下火に

マンチェスター・ユナイテッドが獲得を狙っているバルセロナのMFフレンキー・デ・ヨング。しかし、デ・ヨングはバルセロナ退団を拒否しているとも報じられており、その理由はピッチ外にも存在しているようだ。

2019年夏にアヤックスからバルセロナへと移籍し、ここ3シーズンに渡って主力として活躍。昨季はシーズン中に指揮官の交代もあったが、シャビ・エルナンデス監督からも信頼もされ、リーグ戦32試合に出場した。

マンUは今夏からエリック・テン・ハーグ監督が指揮をとっているが、デ・ヨングにとってテン・ハーグ監督はアヤックス時代の恩師。自らの戦術に適応できる教え子の獲得を、テン・ハーグ監督は望んでいるようだ。

しかし、当のデ・ヨング本人はマンU行きを望んでいないという報道も流れており、スペイン『SPORT』は、デ・ヨングがマンU移籍を望んでいない10の理由を挙げている。マンUがCLに出場しないことや、アレックス・ファーガソン氏の退任以来、低迷が続いていること、マンチェスターの悪天候などといったマンUのネガティブな一面の他、バルサでプレイすることが子供の頃から夢だったこと、シャビ監督の要求に応えられる自信があること、バルサと高年俸の契約が締結されていることといった、残留のメリットについても言及している。

さらに、プライベートでもマンU行きを躊躇する理由があるようで、彼はバルセロナの最高級住宅地・ペドラルベスに家を購入したばかりだという。そして、先日プロポーズに成功した恋人のミッキー・キーメニー氏がバルセロナでの生活にフィットしており、この街での生活を2人で楽しんでいることも要因の一つとなっているようだ。

デ・ヨングはこのままカンプノウでのプレイを続けながら、バルセロナの地で送る恋人との幸せな結婚生活を思い描いているのだろう。もし仮にデ・ヨングがマンU行きを決めるとなれば、恋人のキーメニー氏も我慢を強いられることになるはず。マンUがどうしてもデ・ヨングを獲得したいのであれば、その辺りのケアも必要になるかもしれない。

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