チェルシー移籍濃厚なアケの代役はすでに見つかった? “戦車のように強い”と英紙が絶賛する注目のクロアチア代表DF

マンチェスター・シティやチェルシーから関心を寄せられているヨシュコ・バルディオル photo/Getty images

再びステップアップとなるか

ラヒーム・スターリングに続きネイサン・アケもチェルシーへ売却することになりそうなマンチェスター・シティ。主力のセンターバックではないが、左サイドバックでもプレイできるユーティリティ性は貴重であり、ルベン・ディアス、アイメリック・ラポルト、ジョン・ストーンズに続く4番手CBとしてチームを支えていた。

移籍市場に精通しているファブリシオ・ロマーノ氏によるとアケ売却となれば代役となるCBの確保を目指すようで、シティはライプツィヒのCBヨシュコ・バルディオルに関心を寄せているという。しかしライプツィヒは今夏での売却を望んでおらず、獲得となれば高額な移籍金を用意する必要がある。

クロアチアの名門ディナモ・ザグレブでキャリアをスタートさせ、2021年にライプツィヒに引き抜かれたバルディオル。20歳と非常に若い選手だが、クロアチア代表ではすでにデビューを飾っており、EURO2020では起用されピッチにも立った。
センターバック、左サイドバックでプレイできる多様性を持っており、ライプツィヒでは3バックの左として使われることが多い。昨季は5大リーグ初挑戦となったが、29試合で起用され2ゴール2アシストを記録。ヴィリ・オルバン、モハメド・シマカンと3バックを組み、リーグ最少となる37失点でシーズンを終えている。

バルディオルは利き足が左の守備者で、攻守両面での活躍が期待できる現代的なCBである。ビルドアップでは正確なパスでボールをつなぎ、自らボールを持てば推進力のあるドリブルで前進する。守備面では地上戦、空中戦共に強度の高さを見せており、シティ以外にも獲得に手を挙げているクラブは多い。

英『BBC』では以前「まるで戦車のような強さを持っている」と称賛されたバルディオル。CB、左SBでプレイ可能な点、20歳の若さ、攻守両面で輝けるポテンシャルの高さと必要なものはすべて揃っており、プレミア王者へのステップアップとなるのだろうか。

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