レアルの2番手GKだった男がポルトガルで開花 今もなお成長続ける35歳の守護神

スポルティングで存在感を見せるアダン photo/Getty Images

今季スポルティング加入2年目を迎えた

今季のUEFAチャンピオンズリーグは、リヴァプールの猛攻を凌ぎ切ったレアル・マドリードが制した。守護神のティボー・クルトワが好セーブを連発して1-0と無失点で勝利を果たし、クルトワは決勝でマン・オブ・ザ・マッチに選ばれている。

そんなレアルで若手時代を過ごしながら守護神の座を奪うことはできなかった男が、現在ポルトガルで結果を残している。スポルティングの守護神としてチームの正GKを務めるアントニオ・アダンだ。

アダンはレアルのアカデミー出身で09-10シーズンにトップチームへと昇格した。守護神を務めていたイケル・カシージャスやイェジー・デュデクの3番手としてチームに入り、同年のUEFAチャンピオンズリーグでデビューした。

翌シーズンにはデュデクが引退したことによりサブGKとして、ベンチ入りを続けるもののカシージャスの壁を超えることができず。2013年にはディエゴ・ロペスの加入によって再び第3GKとなると、シーズン終了後にレアルを退団。カリアリを経てレアル・ベティスでは守護神の座を獲得すると、18-19シーズンにはアトレティコ・マドリードへ挑戦するものの、ヤン・オブラクのサブにまわることが多かった。

そして2020年にスポルティングへ加入。加入1年目から32試合に出場して先発として存在感を発揮し、19年ぶりのプリメイラリーガ優勝に貢献する。今季も連覇とはいかなかったが33試合に出場してチームの守備陣をけん引。リーグ最多となるクリーンシート数「17」を記録するなど、経験を生かした安定感あるプレイを見せる。

またベティス時代の17-18シーズンは2アシスト、スポルティングでの昨季も1アシストを決めるなど、キック能力を生かしてゴールに関与するなど攻撃にも絡んでいける。第2GKとしての時間も長かったが、35歳になって経験値が自らの武器となっているアダン。スポルティングで欠かせない存在となる男は、来季も高いパフォーマンスを見せられるか。

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