プレミアワーストイレブンにラッシュフォードの名前が…… 悩める赤い悪魔の10番はテン・ハーグ就任で復活するのか

マーカス・ラッシュフォードは来季復活となるのか photo/Getty images

来季の注目事項である

マンチェスター・ユナイテッドで10番を背負う若者が窮地に立たされている。マーカス・ラッシュフォードのことだ。

ユナイテッドのアカデミーで育ち、15-16のデビューシーズンに5ゴールを決めたラッシュフォード。そこからは非常に順調であり、18-19シーズンには10ゴール、翌シーズンには17ゴールと数字を伸ばした。

しかし、今季は絶不調だった。最終節を残した段階で4ゴールしか決められておらず、このままシーズンが終われば今季はキャリアワーストのゴール数で終わることになる。

英『Football 365』では今季のプレミアのワーストベストイレブンを作成している。ラッシュフォードは残念ながらここに選ばれてしまっており、不名誉な評価を得てしまっている。

とはいえ、転機が訪れる可能性もある。それがエリック・テン・ハーグのユナイテッド就任だ。アヤックスを率いて今季リーグ優勝を達成した戦術家であり、ラッシュフォードをスランプから脱出させることができる可能性がある。移籍の報道も出ていたが、英『90min』によればユナイテッドは6000万ポンド(日本円にして約95億円)以上でないと放出は認めないとしており、現実的な数字ではない。

クラブ内でもラッシュフォードに期待するスタッフは多く、英『Daily Mail』によれば適切なサポートが与えられれば、まだまだイングランド代表FWはプレミアで通用するという意見があるようだ。そのサポートはテン・ハーグのことであり、ラッシュフォードに戦術を叩き込めれば現状が改善することも考えられる。

今季は一気に自身の評価を下げてしまったラッシュフォード。難しいシーズンであり、今後の躍進に期待だ。

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