冨安健洋はもう“6位” 2018年以降のアーセナル補強ランキング上位から見る守備改革

アーセナルの主軸となった冨安 photo/Getty Images

冨安、ラムズデールら大ヒット

今季は怪我で離脱する期間が長くなってしまったが、日本代表DF冨安健洋はアーセナルできっちりと信頼を勝ち取った。

本職はセンターバックながら右のサイドバックに上手く適応し、試合によっては左サイドバックをこなすユーティリティ性も披露。地上と空中両方のデュエルに加えて足下の技術も証明し、今やアーセナルの最終ラインに冨安は欠かせない。

その評価は極めて高い。英『Football365』は「2018年以降に獲得されたアーセナルの選手ランキング」を作成しているが、冨安はそこで6位にランクインしている。今季はここまで19試合をこなしているが、このリーグ戦19試合でイングランドの手厳しい評論家を納得させたのだ。

冨安より上のトップ5は5位GKアーロン・ラムズデール、4位MFマルティン・ウーデゴー、3位DFガブリエウ・マガリャンイス、2位DFキーラン・ティアニー、そして1位はFWガブリエウ・マルティネッリとなっている。

守備陣のランクインが目立つが、それまでのアーセナルは守備陣の補強に苦戦してきたところがある。例えばこのランキングでもDFパブロ・マリは22位、ステファン・リヒトシュタイナーは24位、ソクラティス・パパスタソプーロスは21位、セドリック・ソアレスは15位とあまり順位が高くない。

そんなアーセナルにとってマガリャンイス、ラムズデール、ティアニー、冨安らの補強は大きかった。冨安より1つ下の7位は同じく昨夏に加わったDFベン・ホワイト、8位は守備的MFトーマス・パルティとなっており、やはりここも守備的な選手が目立つ。

ホワイトとパルティが冨安より下になっている理由として、移籍金が挙げられる。ホワイトには5200万ポンド、パルティに4500万ポンドかかっているのに対し、冨安は1670万ポンドとなっている。コストを抑えつつ、最終ラインで複数の役割をこなしてくれる冨安のヒットは大きい。

来季冨安が怪我なくフル稼働できれば、アーセナルはさらに上を目指せるはず。前線の補強は必須だが、守備の形はできてきた。トップ4常連になることはもちろん、マンチェスター・シティやリヴァプールにも挑戦できる体制を2、3年で整えたいところだ。

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