17-18決勝では30分に負傷交代 悔しさ味わったサラーがレアル相手にゴール決められるか

途中交代となったサラー photo/Getty Images

決勝は4年前の再戦に

UEFAチャンピオンズリーグの決勝はリヴァプールとレアル・マドリードに決定した。このカードは2017-18シーズンの決勝カードでもあり、昨季も準々決勝で対戦している。

2017-18シーズンのリヴァプールは、ユルゲン・クロップ監督3シーズン目だった。ローマから加入したモハメド・サラーが覚醒して得点を量産。CLでもマンチェスター・シティやローマを下し勢いを持って決勝へと進出する。

しかし試合がキックオフすると、サラーがセルヒオ・ラモスに倒されて30分に負傷交代。大エースを失ったリヴァプールは、サディオ・マネを中心にレアルゴールを脅かし、先制被弾からわずか4分で同点に追いつく。しかしその後ガレス・ベイルに2得点を決められ、力及ばず準優勝に終わってしまう。
サラーからすれば、敗戦以上の悔しさが残るゲームだったことは間違いない。優勝へあと一歩だったところでまさかの負傷となり、交代時にサラーは涙を流していた。そしてあの時のリヴァプールにおいて、プレミアリーグで32ゴール、CLで11ゴールを決めていたサラーの不在は、得点力の大幅な減少を意味していた。

今季は前半戦に絶好調で、17-18シーズンのような得点量産も期待されていたが、終盤は失速気味。それでも彼はリヴァプールで欠かせないエースであり、サラーのゴールには大きな期待がかかる。あの試合では決めることができなかった1点を4年ぶりの決勝での再戦で決め、優勝に導くことができるか。

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